子育て中のシンママに読んでほしい!「夢をかなえるゾウ」から学ぶ人生のヒント

子育て中のシンママに読んでほしい!「夢をかなえるゾウ」から学ぶ人生のヒント その他

離婚を悩んだときも、シンママ(シングルマザー)になったときも、仕事で収入をあげようとしたときも、私はとりあえず勉強しようとするタイプです。

学生の頃に勉強が好きだったかというと全然そんなことはなく、すごく賢いわけでもありませんが、本というのは、「頭が良い専門知識のあるひとが時間をかけてわかりやすく何かについて説明しているもの」だと思っています。

今回ご紹介する本は、若い時に読んで、去年改めて読み返した「夢をかなえるゾウ」です。ビジネス本というよりも小説のようで読みやすいので、まだ読んだことのない方はぜひ読んでみてください。

「夢をかなえるゾウ」のあらすじ

「夢をかなえるゾウ」は、水野敬也さんが書かれた自己啓発書です。主人公の青年が、突然現れたゾウの神様・ガネーシャと共に夢を実現するためがんばる物語。ガネーシャは、夢をかなえるための具体的だけどちょっとへんなアドバイスをして、青年はガネーシャにうんざりしたり、呆れたりしながらも自己成長を遂げていきます。

物語は、日常生活の中で直面するさまざまな悩みや困難を通じて進んでいきます。関西弁の神様、ガネーシャのユニークなアプローチは、時に笑いを誘い、時に深い気づきを与えます。

ガネーシャから与えられる、それはちょっと極端でしょと思ったり、恥ずかしくてできないと思うようなお題に対し、呆れたり拒否したりしながらも前に進んでいく青年が、結果的に少しずつ成長していきます。

ユーモアを交えたストーリーテリングと、実用的なアドバイスが融合した内容で、自己啓発書としての評価は高く、たくさんの方に読まれている良書です。

育児に奮闘しながらも、ひとりの人間として成し遂げたいことや、生活環境の向上について考えるシンママ(シングルマザー)にとっては、自己成長と夢の実現を可能にするためのヒントを与えてくれる本だと思います。

ひとり親家庭の子育てに活かせるヒント

まず自分から行動していくことの重要性

「夢をかなえるゾウ」の中で強調されるのは、まず行動することの重要性です。この考え方は、子育て中のシンママには非常に役立つと私は思います。

子どもたちに夢を追う大切さや自由さを教えるためには、まず自分自身がその姿を見せることが重要です。日常の小さな目標を設定し、それに向かって行動することで、子どもも自然とその姿勢を学ぶことができます。

家のため、子供のために努力していくことは素晴らしいことですが、ママが自分のやりたいことや夢のために行動する姿を子供に見せることは、ママにとっても子供にとってもすごく大切なことなのではないでしょうか。

何を成し遂げたいのか 目標を明確にすることで夢に近づく

また、本書では「目標を明確にする」ことが夢を叶える鍵とされています。子育てや生活の中でも、具体的な目標を持つことは大切です。

たとえば、自分や子どもの環境や教育、生活習慣の改善など、具体的な目標を設定し、計画的に進めることで、成果が見えやすくなります。日常的にママが目標に向けた行動を行なっていくことで、子どもも自分の目標に対して主体的に取り組む姿勢が育まれると思います。

小さなことでも、相手が子供でも、感謝を忘れない

さらに、ガネーシャの教えにある「感謝の心」を育むことも大切です。私は、ただ目の前の子供がかわいいだけでも、我が子に感謝して良いと思っています。

ひとり親として自分だけではどうにもならないとき、友人や周囲のサポートを得ることもあると思いますので、ママが感謝の気持ちを表現して、ポジティブな環境を作り出すことで、子供たちも感謝の気持ちを学ぶことができます。

これらの教えを通じて、日々の育児をより充実したものにするヒントを得ることができると思います。

自分自身を親友のように大切に扱う

「夢をかなえるゾウ」は、自分自身の人生を見つめ直すきっかけにもなります。本書の中でガネーシャが教える「自分の夢を大切にする」というメッセージは、特に育児をしながら忙しい日々を送っている方々にとって、忘れがちな重要なポイントです。

シングルマザーになったばかりの頃、普段は前向きにポジティブに過ごしていても、時々は「自分のせいで子供たちの生活環境が悪くなってしまうかも」とか、「自分だけで子供たちを幸せにできるだろうか」などの不安が押し寄せました。

そんなふうにふいに不安でネガティブな気持ちになることは今でも時々ありますが、私は、迷ったら前に進むし、どちらかを選ぶなら楽しそうなほうにする、と決めています。

自分の夢を追い求めることは、子育てと両立できるものです。具体的には、今の自分や子供たちに必要な成し遂げたいことを明確にし、その実現に向けた計画を立ててみることから始めてみてはいかがでしょうか。

例えば、趣味や生活習慣の改善など、小さなステップから始めることで、日常生活の中で目標をもって行動できます。

「夢をかなえるゾウ」では、前向きになれるガネーシャの教えがたくさん出てきますので、その言葉を参考にすることで、自信を持って挑戦し続ける勇気を得られると思います。

自分自身の強みや興味、得意分野を見つけて、それに基づいた目標設定をすることで、長い目で見て、より充実した人生を築くことが可能です。

5年後、10年後に自分はどんな生き方をしているのかを具体的に考え、そのために今どんな姿勢が必要で、何をやっていく必要があるのかについて、前向きに考えていくために、本書からポジティブな勇気をもらってください。

まとめ

「夢をかなえるゾウ」は、日常生活に役立つ自己啓発の知恵が詰まった一冊です。シングルマザーとして育児に奮闘しながらも、自分の夢を見失わないためのヒントが豊富にあります。具体的な行動を通じて目標を設定し、感謝の心を育むことで、日々の育児をより充実したものにすることができるかもしれません。

まだ読んだことのない方は、ぜひ一度本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
あなたの人生がさらに豊かになることを願っています。

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