シンママの働き方 正社員として働いている人の割合
2024年に調べた情報だと、シンママ(シングルマザー)で正社員として働いているひとの割合は40%程度とのこと。パートやアルバイト、派遣社員として働いているひとは50%程度とのことでした。
細かい部分は調査の仕方によって変わるものと思いますが、大枠はそんな感じの割合になるようです。
その他の10%ほどの方は、個人事業主だったり、お仕事をしていなかったりという状態なのかなと思います。
何か手に職をもっていて、個人でやっていけるような方は個人事業主としてお仕事されるでしょうし、もともと結婚していたときから個人事業主だったというパターンもあると思います。
また、環境によっては、赤ちゃんがいて、保育園をさがすこともできない(あるいは保育園の空きがない)状態であれば、すぐに働くのが難しいという場合も考えられます。
シンママの平均年収・中央値
少し古いデータしか見つからなかったのですが、厚生労働省の「2021年度全国ひとり親世帯等調査結果」によると373万円とのことです。
「ひとり親世帯」なので男性も含まれるとすると、平均的に男性よりも女性のほうが年収は低くなるというデータがありますから、シンママの平均年収はもう少し低いと思います。
また、平均というのは、一部にすごく多いひとや少ないひとがいる場合に偏ります。「中央値」を調べてみたところ、2020年のシングルマザーの年収の中央値は200万円とのことですので、こちらのほうが実情に近いのかもしれません。
私自身の仕事 専業主婦から会社員になるまで
私自身のことをいうと、結婚していたときは専業主婦。離婚する半年ほど前から週に2〜3日のアルバイトとして働き始めました。
アルバイトをしてみて、社会人だったときの感覚を少しずつ取り戻し、数ヶ月後には派遣社員のお仕事につきました。
派遣社員のときに離婚してシンママになり、仕事はそのまま派遣社員として3年ほど勤めたあと、同じ会社の正社員になりました。
仕事をしていく中で、次はこんなことを勉強しよう、次はこんなお仕事がしたい、という欲が出てきて、転職サイト等に登録して転職先をさがしました。
その後、Linkedin経由で知り合ったエージェントさん経由でご縁をいただいて、正社員として転職することになり、現在は正社員としてフルタイムで働いています。
まとめ
調べて見つけられたのは2020年の情報なので少し古いのですが、シングルマザーの年収の中央値は200万円。これは少し厳しいなというのが正直な感想でした。
住む場所によってかかる地代も変わりますし、物価などもあるので一概には言えないとしても、年200万円で暮らしていくのは大変なイメージです。
上で書いた通り、私自身は収入を上げていくためのスキルアップと転職をしてきていますので、今回出てきた平均よりは高い収入を得ています。
ですが、ずっとひとつの会社にいるとも限りませんし、いろいろな技術の発達スピードが上がっている現在では、求められるスキルもどんどん変化していくことになると思っています。
今回出したような、平均年収や働き方の情報は常に気をつけて見ていきつつ、自分にできることは何か、これからどんなスキルを身につけていくのかなどを考えながら働いていきたいと思っています。
同じような境遇の方に、少しでも参考になる部分があれば幸いです。