このblogでは、興味を持って調べてみたことのメモを共有したり、私自身と同じようなシンママ(シングルマザー)の方に役立ちそうな情報をお伝えしています。
毎回できるだけ簡単に記載して、自分が忘れた頃に見返してもすんなり理解できるような書き方を目指しているのですが、今回は私の勉強のための記事となります。
私はSBI証券派なので、楽天証券の口座は持っていないのですが、2024年9月7日から販売を開始した楽天SCHDという投資商品がとっても気になっておりまして、これを買うために楽天証券に口座開設をしようと思っています。
講座開設が完了するまでの間に、楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)(愛称:楽天SCHD)が注目されている理由や魅力についてまとめておきたいと思います。
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)(愛称:楽天SCHD)とは
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)(愛称:楽天SCHD)は、米国の高配当株式に投資するファンドとして、2024年9月7日から販売を開始しました。販売開始からわずか7日間(9月27日~10月3日)で残高100億円を達成するという、投資界隈の方たちからかなり注目されているファンドです。
楽天SCHDは、米国の有名なETF(上場投資信託)である「Schwab U.S. Dividend Equity ETF(SCHD)」という指数に連動したファンドです。これまで日本ではSCHD指数に連動した国内の投資信託商品がなかったため、これが買えるようになった、というのが注目される理由のようです。
楽天SCHDのファンドの特色は、シュワブ・米国配当株式ETF(ダウ・ジョーンズ・USディビデンド100インデックスに連動する投資成果を目指したETF)に投資し、配当収益の確保および中長期的な値上がり益の獲得を目指すというもの。
うん、調べて書いてる割に、何のことだかわからないですね。w
「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス」は、米国株価指数のひとつで、米国の配当利回りの高い100銘柄で構成されています。含まれる銘柄の条件は下記のような感じとのこと。
- 10年以上連続で配当金を出している
- 時価総額が5億ドル以上の大企業
- 優良な経営状態の企業
要するに、楽天SCHDは、優良で配当利回りが良い大企業100銘柄で構成された米国株価指数に連動したETFを主な投資対象としているということだと理解。優秀な指数に連動するETF(上場投資信託)があって、主にそれを買う投資信託だから、良い成績になるんだよ、と理解。
楽天SCHDの魅力 何に期待してこの投資信託を買うの?
投資家がこの投資信託に期待していること
SCHDは、米国の高配当株式に分散投資することで、安定的なインカム(配当収入)を得ながら、中長期的な値上がり益の獲得を目指すものです。
つまり、配当金が増えていくことと、投資信託自体の成長、両方とも期待できるということ。
- 高い配当金が期待できる(インカムゲイン)
- 中長期の成長が期待できる(キャピタルゲイン)
新NISAの成長投資枠での購入対象であるという安心感
また、2024年から始まった新NISA制度の「成長投資枠」で購入が可能な投資商品であることも、注目を集める理由のひとつだと思います。新NISA制度は国民に投資をすすめるための制度(個人的な解釈です)なので、対象商品はある程度安全性の高いもののみになっています。
新NISA制度の対象商品は、指定されたインデックスに連動していることや、信託報酬が、海外資産を対象とするものでも0.75%以下(税抜)になっているなど、金融庁の定める基準を満たした長期投資に適している投資信託と決められていて、その条件はクリアしているということ。
新NISA枠なら税金がかからないはず 税金についての注意点
NISAは金融商品の売買で生じた利益に対して税金がかからないという制度ですが、ETFの場合はアメリカの投資商品なので、通常は、アメリカの税法に基づいてまずアメリカで税金(10%)がかかり、さらに日本の税金(20.315%)がかかります。
それが、新NISAの成長投資枠で購入することで、日本の税金がかからない状態になるのですが、アメリカの税金のほうはかかりますので、そこは注意が必要です。
直接アメリカのETFを買った場合は二重課税となりますので、確定申告で外国税額控除の手続きを行うことで、一定額控除することが可能です。つまり手続きしないと余計な税金がかかります。
ですが、楽天SCHDの場合、特定口座で購入した場合にも、二重課税の調整がされたあとの分配金がもらえるとのこと。
個人的に、ETFというものに対して前々から興味はあったのですが、会社員で確定申告の予定がないので、ETFの税金のために確定申告をする、というのが面倒で、詳しく調べてようというモチベーションが上がりませんでした。
ということで、個人的には、この二重課税への調整がされるというのも、楽天SCHDの魅力のひとつだと感じています。
当たり前ですがリスクについても改めて確認
為替リスク
楽天SCHDは米国株に投資するため、為替リスクが伴います。米ドルと日本円の為替レートによって、投資成果が大きく変動する可能性があります。円安が進行すれば、ドル建ての資産は増加しますが、逆に円高が進めば、日本円に換算した資産価値が減少します。
このへんは新NISAで投資を始めてオルカンを買っている場合など、2024年の為替変動で証券口座の資産が上がったり下がったりするのを経験されている方もいるのではないでしょうか。
気にする必要はなさそうですが…配当の変動リスク
米国株式の配当は、企業の業績や経済環境によって変動することがあります。例えば、景気が悪化した場合、企業が配当を減額または停止するリスクも考えられます。ただし、そういった場合でもDCHDの場合は、もともとの指数に「配当金を出し続けている」というような条件が含まれているので、構成銘柄が入れ替わっていくだけかなと楽観視しています。
そんなに心配してないけど…株価の変動リスク
高配当株は、安定した配当を狙う投資家に人気がありますが、株価自体の変動リスクを完全に避けることはできません。が、これについても、指数に基づいて構成銘柄が入れ替えられるってことなんだろうと解釈しています。
ですが、コロナのような事態が起こる可能性もゼロではないですし、米国全体の景気がものすごーく悪くなってしまう未来がないとは言い切れませんので、そんなに心配はしていないものの、常にリスクはゼロではないという認識を持っておきたいと思います。
まとめ
上でも書いた通り、前々からETFに興味はありました(VYMなら投資信託商品があったんだけどなんとなーく消極的でした)。が、税金に関わる手続きがめんどくさそうだったり、勉強しないとできなさそうだったりして、積極的に動くことができずにいました。
ですが、今回調べてみた楽天SCHDは投資商品としても優秀な投資信託なので、まずは楽天証券の口座開設から進めてみようかなと思っています。
現時点では楽天SCHDを購入できるのは楽天証券のみですが、楽天VYMがSBI証券でも買えることを考えると、そのうちSBI証券でも買えるようになるかもしれませんが、思い立ったときに行動したいなと思っています。
私の場合は楽天証券で開設口座は特定口座になるので、VYMとSCHDの投資信託のみを購入して、配当金が支払われるような設定にすれば、たぶん年間8回振込があるのかなと想像しているのですが、あまり詳しくないので、実際に設定してみて確認するののも良いかなと。
今後無事に口座開設ができて、投資信託の購入をした場合は、その後にどうなったのかなども記録していけたらと考えています。
今回の記事は私の解釈を含みますので、勘違いしているところがあるかもしれません。投資は自己責任で行うものであり、投資にはリスクがあることを忘れずに、引き続き勉強しながら、できる範囲でこつこつと進んでいきます。