シンママ(シングルマザー)として、日々の生活は本当に忙しく、仕事や家事に追われる毎日です。
そんな中、「子供をほったらかしにしているかも」「もっと子供との時間を大切にしないといけないのでは」とふいに不安に思うことはよくあります。
現実として、ひとり親が仕事を家事を両立する中で、時間とエネルギーを子供のためにバランスよく使うことはとても難しい問題です。
この記事では、子供を放っておいてしまうような状況とその解決策について考えてみたいと思います。
なぜ「ほったらかし」になってしまうのか?
ほったらかしにしないことが前提ですが、ほったらかし気味になってしまう日があることも否めません。現実の問題を解決するためにも、まずはなぜ子供をほったらかしにしてしまう状態になるのかについて考えてみました。
仕事との両立
フルタイムで働いているシンママさんは私だけでなく世の中にたくさんいらっしゃると思います。家庭を経済的に安定させるためにどうしてもある程度の時間働かざるを得ない状況にあります。お仕事や職場環境によっては、残業や休日出勤も必要となり、子供と過ごす時間が削られてしまうこともあるのではないでしょうか。
家事や育児の負担
ひとり親やシンママ(シングルマザー)家庭の場合は特に、家事、洗濯、食事の準備、学校の行事など、すべてを一人でこなすことになり、非常に大変です。仕事から帰ってきても、やるべきことが山積みで、気づいたら子供がテレビやゲームに夢中になっているという状況は珍しくありません。我が家の場合は、私が仕事に行って帰りが遅くなった日などは、日中にゲームばかりやっているのではと心配したこともあります。
自分自身のケア不足
シンママさんは自分自身の時間も犠牲にしがちなのではないでしょうか。あるいは、自分時間を確保しようとして、ついつい遅くまでネットをしてしまったり…。
心身ともに疲れてぼんやりしてしまうこともあると思います。その結果、つい子供をほったらかしにしてしまうこともあるかもしれません。自分の健康やリラックスを大切にする時間が不足し、心の余裕がなくなってしまうこともあります。
「子供をほったらかしにしている」サイン
ひとり親として仕事や家のことなど、日々の忙しさに追われて、自分がバタバタしていることが当たり前になってしまうと、子供をほったらかしにしていることを自覚しづらくなる場合もあるかもしれません。
現実として子供が「ほったらかし」と感じているかもしれないサインをチェックしておくことで、自分自身が忙しさに追われていても、子供のケアを忘れないようにしたいですね。
- 子供がよく一人で遊んでいる
- 食事や勉強に対して興味が薄れている
- 親子の会話が減っている
- 学校で問題行動が増えている
- 「べつにいい」など諦めの言葉を口にする
一般的に、これらのサインが見られる場合、子供が寂しさや不安を感じている可能性があるそうです。
子供がひとりでおとなしく遊んでくれていたりすると、ありがたいし自分にとって都合が良いので、ついそのままにしてしまうこともありますが、本当はママに構ってほしいと思っているかもしれません。
子供がいつでも話しかけてやすいように、家ではできるだけイライラせずに心を安定させておけるようにすることも大切だと思います。
どうすれば子供をほったらかさずに済むのか?
シングルマザーとして忙しい毎日を過ごしている中でも、少しの工夫で子供との絆を深め、安心感を与えることができると思います。以下にアイデアを記載してみますので、もしできそうな方法があれば実践してみてはいかがでしょうか。
短い時間でも「質の高い時間」を作る
たとえ毎日長時間一緒に過ごせなくても、短い時間でも子供と向き合うことが大切です。例えば、寝る前の5分間を一緒に過ごす、夕食後に簡単なゲームをするなど、少しの時間でも集中して子供と接することで、子供は親の愛情を感じやすくなります。
家事を子供と一緒に
家事をすべて一人でこなすのではなく、子供と一緒に家事を楽しむ方法もあります。料理を一緒に作ったり、片付けを手伝ってもらうことで、自然な会話が生まれ、コミュニケーションを取る時間が増えます。子供も自分が家庭の一員として役割を持っていると感じ、自信をつけることができます。
サポートネットワークを活用する
家族や友人、地域のコミュニティなど、周囲のサポートを上手に活用することも大切です。忙しい時には、信頼できる人に子供を見てもらうことで、自分に少し余裕を持たせることができます。また、地域の子育て支援サービスや、学校のアフタースクールプログラムも活用すると、子供の学習や遊びの機会を増やせます。
「自分時間」を作る
自分自身のケアも忘れないようにしましょう。シングルマザーとして頑張るためには、自分を大切にする時間が必要です。リラックスできる時間を少しでも確保し、心の余裕を保つことで、子供にも優しく接することができるようになります。
まとめ
自分では子供をほったらかしにはしていないと思っています。
でも、本当にそうなのかはわかりません。自分ではお母さんとしてなんとかやれていると思っていても、子供から見たらどうなのかわからないし、子供が必要としているものにちゃんと答えられているかはわかりません。
親子で会話できる年齢なら多少は良いかもしれませんが、子供が小さいうちは、さみしいということさえ言えない可能性があります。
子供自身にがんばらせてしまう日常に慣れてしまうことのないように、時々、自分がやっていることや子供の様子について、客観的に考えてみることも必要なのではと思っています。
自分自身のことも大切にしつつ、かけがえのない子供との時間を無駄にせず、充実したものにしていけると良いですね。