このブログでは、シンママである私がやって良かったことや、これからやってみたいことなど、自分と同じひとり親の方に役立ちそうな情報をお伝えしたいと思っています。
最近、自分にはたいした趣味がないなーというのが気になってまして、手軽に始められるような趣味ってどんなものがあるのかなと調べているうちに、自己理解を深められるという「ジャーナリング」というものに出会いました。
ネットで調べると、英語力や英会話力を高めるために活用されることが多いようですが、英語じゃなくても良い効果がありそうです。
以前友人からも、「日記でもメモでも良いから、その日のポジティブなことを文字にして書くと良い」とアドバイスされたことを思い出しました。良い機会なので、「ジャーナリング」について整理してみたいと思います。
ジャーナリングで心の整理や自己理解を深める
ジャーナリングは、毎日の感情や出来事をノートに書くシンプルな作業です。心の整理をするために日々の出来事を書き出したり、その日起きた出来事や感謝していることを記録することで、メンタルヘルスの改善にもつながるといわれています。
やっていることはシンプルですが、心のケアや自己成長に大きな効果があると言われているそう。
ジャーナリングの具体的な効果って?
ジャーナリングには、以下のような心身の健康に良い影響があります。
ストレス解消・感情の整理
ジャーナリングの大きなメリットは、感情や思考を書き出すことでストレスを解消し、心を整理する効果があることです。
悩みや不安を抱えている時に、その感情を無理に抑えるのではなく、書くことで自然に気持ちが軽くなり、頭の中がすっきりします。
ネガティブなことをネガティブなままでほったらかしにせずに、文字に起こすだけでも内容が少しずつ整理されていきます。
嫌なイメージだけをずっと抱えているのではなく、それを取り出して、向き合い、自分の心がどう動いたのかを見ていく時間をつくっても良いのではないでしょうか。
自己理解が深まる
日々の思考や感情を記録することで、自分が何に対して感情を動かされているのか、自分の価値観を再確認できます。
自分の心がどんなときに揺れるのか、なんとなく通り過ぎてしまう、自分の思いに目を向けてみるのは良い機会だと思います。
ネガティブな出来事があったとしたら、それをネガティブに捉えている理由があるはずです。自分は何を願っていたのか、何を不快に感じているのかを改めて考えてみる良い機会になると思います。
また、自分が書いたものを定期的に振り返ることで、自己成長にもつながると思います。
問題解決能力の向上
ジャーナリングを通じて自分の悩みや課題を客観的に見ることができ、どう対応すれば良いかを冷静に考える助けになります。
文字にすることで、漠然とした問題を明確にし、具体的な解決策が見つかることもあるのではないでしょうか。
解決策を考えないで良いような感情のことばかりが出てくるようであれば、その理由やいきさつなどをさかのぼって考えてみるのも良いかもしれません。
順を追って組み立て直してみることで、その時には解決できなかった問題の答えが見つかることもあると思います。
それを繰り返すことによって、問題解決能力を少しずつ向上される効果があるということだと思っています。
ポジティブ思考の育成
感謝日記やポジティブジャーナリングを通じて、日々の小さな幸せや感謝することに焦点を当てることで、自然とポジティブな思考を育てることができます。
ネガティブなことがあったとしても、そう感じた理由などを掘り下げて考えてみることで、前向きな側面を見つけやすくなるのです。
また、自分に寄り添って、自分が必要としていたものについて考えてみることで、自己共感にもつながっていきます。
何を書いたら良い? ジャーナリングのやり方について
書き方や内容は自由で、自分がやりやすいスタイルで続けていければそれでOKです。そうはいっても、何を書いたら良いのかわからないという方のために、いくつか書き方を紹介します。
自由に書く(フリースタイルジャーナリング)
好きなことを、思うがままに書く方法です。今日あった出来事や、頭に浮かんだこと、心に引っかかっていることをそのまま紙に書き出します。特にテーマを設けず、自由に書くことで、ストレス解消やリフレッシュにつながります。
感謝日記(グラティチュードジャーナル)
毎日感謝していることを書き出す方法です。日々の生活の中で、些細なことでも「ありがたい」と感じたことをリストにしたり、書き出したりすることでポジティブな思考を育てます。
感情の記録(エモーショナルジャーナリング)
特定の感情に焦点を当て、それがなぜ起こったのか、その感情にどのように対処したかを記録します。感情をしっかり書き出すことで、自分の感情のパターンやトリガーを理解しやすくなります。
未来のビジョンを描く(ビジョンジャーナリング)
目標や理想の未来を具体的に書き出す方法です。未来に向けたビジョンを持ち続けることで、日常のモチベーションが高まり、達成に向けて自然と行動できるようになります。
質問に答える(プロンプトジャーナリング)
何を書いたらいいかわからない場合、特定の質問に答える形で進めるジャーナリングも効果的です。以下のような質問を使うことで、自然と内省が深まります。
例:
- 今、最も感謝していることは何ですか?
- 最近、最も心に残った出来事は何ですか?
- どんな目標に向かって努力していますか?
- 今日、学んだことは何ですか?
まとめ
ジャーナリングは、忙しいシンママにとっても短時間でできる心のケア方法だと思います。お金をかけず、短時間で取り組める趣味として、日常のリフレッシュに取り入れてみてはいかがでしょうか。
絶対に続けないといけないことではないので、プレッシャーに思う必要はありませんが、習慣化して続けてみたいのであれば、なんとなくでも時間を決めて行うと良いかもしれません。
例えば、仕事が終わったあとの帰り道で少しメモしてみるとか、寝る前のワークとして5分だけ時間をさいてみるとか。(ちなみに私は仕事の帰りの電車の中でメモしたりしています。)
自分自身と向き合い、感謝やポジティブな気持ちを育むことで、毎日の生活が少しずつ豊かになっていくと良いですね。