子育て中、特にお子さんが小さいとき、離乳食の始めくらいの頃はアレルギーには気をつけていたと思いますが、お子さんが大きくなってくると、特定のアレルギーがない場合はあまり気にせずに過ごしてしまうこともあると思います。
最近は、アレルギーの種類も増えており、子供の健康を守るために親として何をすべきか気になるところです。この記事では、最近増えているアレルギーの種類と、それに対する具体的な対策をまとめました。
最近増えてるアレルギー 花粉症(特に秋の花粉症)
春先にスギ花粉のアレルギーに苦しめられているひとは多いと思いますが、最近では、秋の時期に発生するアレルギーも増えているそうです。
花粉症は春だけのものだと思いがちですが、秋はブタクサやヨモギなどの花粉が飛散していて、それが原因となり、子供がくしゃみや目のかゆみを訴えるケースが増えているとのこと。
私自身も鼻炎がひどくなっていて、年々アレルギー症状が強くなっています。春と秋以外でもアレルゲンはどこにでもありますし、発症も増えているので注意が必要です。
対策方法
マスクやメガネの着用:外出時はマスクや花粉症用のメガネを着用させることで、花粉を吸い込むのを防ぎます。
衣類や髪についた花粉のケア:帰宅したらすぐに着替えをさせ、できるだけ早くお風呂に入ってもらって、髪の毛を洗うなどの習慣をつけると、家の中での花粉の拡散を防げます。
窓の開け方に注意:窓を開ける時間を、風が強くない時間帯に限定するようにして、家の中に花粉が入り込まないようにするだけでも効果があるそうです。
最近増えてるアレルギー ハウスダストやダニアレルギー
室内環境に潜むアレルギーはつらいです。自分の家でリラックスしたいのに、家の中にいると逆にアレルギーが悪化するという状態では、休むのが難しくなりますよね…。
室内環境が原因となるハウスダストやダニアレルギーも、子供に多く見られます。特に気密性の高い住宅が増えたことや、エアコンの利用で空気が循環しないことがアレルギーを悪化させる要因となっています。
私も、大人になってからどうもアレルギー症状が出ると思って簡易検査を受けたところ、ハウスダストに対してはスギ花粉よりも強い反応が出ました。
そして猫を飼ったことがないにも関わらず、猫のアレルギーがあることも判明しました。考えてみると、猫を飼っている友達の家に遊びにいくと、テキメンに花呼吸ができなくなっていたので納得でした…。
対策方法
定期的な掃除:掃除機をかけるだけでなく、ダニ対策には湿気を減らす工夫が必要です。布団やカーペットなどは定期的に洗濯や干すことが推奨されます。また、取り込むときにはしっかりたたいたり、取り込むときに布団の表面を掃除機がけすることでアレルゲンを減らすことができるそうです。
空気清浄機の導入:空気清浄機を使うことで、空気中のハウスダストやダニを減らす効果があります。ほこりを立てたりすると、とたんに空気清浄機が反応することもあるので、アレルギー症状が出てしまった場合には導入を検討しても良いかもしれません。
寝具のケア:寝具はダニの温床になりやすいため、防ダニシートの利用や、できるだけ頻繁に洗濯・乾燥することが大切です。外に干したときと同じで、掃除機を活用してみるのも効果があるそうです。
増えているアレルギー 化学物質アレルギー
日常生活で使用される洗剤や化粧品、建材などに含まれる化学物質がアレルギーを引き起こすケースも増えているそうです。肌に触れる製品や空気中の化学物質によるアレルギー反応が原因で、肌荒れや頭痛などの症状を引き起こすことがあります。
これについては、周りでも話には聞くのですが、何によってアレルギー症状が出ているのかを突き止めるのが難しそうなのがやっかいですね。
時には自然が多い場所に出かけたりして、自分のアレルギーがどう変わるのかをしっかり観察してみるのも良いのかもと思っています。
対策方法
肌に優しい製品を選ぶ:敏感肌用やアレルギー対応の製品を選ぶことで、化学物質による影響を最小限に抑えます。肌に触れるものは発疹の原因になったりもしますので、特に小さいお子さんがいる場合には気をつけたいですね。
換気を十分に行う:室内で使用される洗剤や消毒剤などの化学物質は、換気をしっかり行うことで空気中の濃度を下げ、アレルギー反応を軽減できます。エアコンを使う季節はついつい換気が不十分になったりするので、時間を決めて空気を入れ替えるなど、気をつけてみると良いのかもしれません。
まとめ
年々自分のアレルギーも悪化している気がしていて、周りでもアレルギーを発症する話を耳にします。何が原因なのかがわからない場合もあるのでなかなか対策しづらいこともあるのがつらいところです。
バランスの良い栄養と取ったり、適度な運動をして免疫力を高めておくことで対策できる部分もあるかと思いますので、自分も子供たちも気をつけていきたいと思います。