書籍「7つの習慣」の魅力を解説!成功と幸福を引き寄せる人生の原則

書籍「7つの習慣」の魅力を解説!成功と幸福を引き寄せる人生の原則 仕事やスキル

ちょっと難しそうな本の話でごめんなさい。この本は、私が20代の社会人だったときにがんばって読んで、生きていくうえでとても良い教訓が書かれていると感じた本です。

離婚を決めてシンママ(シングルマザー)になり、これから社会復帰を考えたときにも少し読み返しました。やってきたことを一度リセットする場合、それまでの自分のやり方を変えることになりますので、向かう方向が定まらないような不安定な感覚になることもあると思います。

私と同じように、子供をもって離婚を経験するような状況におかれた方にとって、書籍の中で書かれている「7つの習慣」の考え方が役立つこともあるのではないかと思います。

「7つの習慣」とは?概要を簡単に解説

「7つの習慣」は、スティーブン・R・コヴィーによって書かれた自己啓発書で、世界中でベストセラーとなっている一冊です。1996年に初版が発行されてから現在まで、個人やビジネス、教育の分野で幅広く読まれ続けている名著です。

分厚い本なので読むのは正直大変なのですが、途中で挫折したってやり直せば良いので、少しずつでも読んでみると良いかもしれません。

私の過去のメモなどをもとに書きますので、本の記載とずれているところがあったらすみません。

第一の習慣:主体性を発揮する

「主体性を発揮し、自分の人生の主導権を握る」
自分の人生は自分でコントロールできるという考え方です。外部の状況や他人の行動に振り回されるのではなく、自らの価値観に基づいて選択し、行動することが大切です。

パートナーとうまくいかないまま、諍いの中で離婚という結果に流れ着くのではなく、自分で考えて、自分の意志でどうしたいのかを決め、自分で選択することができたのは、今思い返しても重要だったと感じます。

第二の習慣:終わりを思い描くことから始める

「ゴールを明確にし、人生の目的に沿った行動を取る」
人生の最終目標を明確に持ち、それに向かって行動することが成功の鍵です。これにより、日々の行動が一貫し、意義のあるものとなります。

少し夢みがちでも良いから、とりあえず目標を立ててみるのも良いと思っています。私の場合は、社会復帰すると決めたときに、ふつうに考えたら無理だろうなと思うような目標を立てました。

まだその目標は達成できていませんが、目標を立てたときの私よりも、今の私のほうが、確実に近づいているという実感はあります。

第三の習慣:一番重要なことを優先する

「重要なことを優先し、効果的に時間を管理する」
緊急ではなくても重要なことに集中する習慣を持つことが大切です。特に長期的な視点で見て重要な活動に時間を使うことで、真の成果が得られます。

どこかの大学の講義の動画で、瓶にゴルフボールを入れて、小石を入れて、砂を入れて、水を入れていく、というものがありました。それがこの話を表していると思っています。

瓶に入るものの中で大きいもの(ゴルフボール)から入れていっぱいにしていくことで、たくさんのものを瓶におさめることができるけど、先に小さいものを入れていっぱいにしていたとしたら、ゴルフボールを入れることはできない。

優先順位を考え、本当に大切なもののためにまず人生や時間を使うということをしていく必要があるということだと理解しています。

第四の習慣:Win-Winを考える

「全員が勝てる解決策を追求する」
相手と自分が共に利益を得られる方法を見つける考え方です。競争ではなく協力の精神を持ち、どちらかが犠牲になるのではなく、全員が満足できる結果を追求します。

例え意見が合わないとしても、憎み合っているわけではないし、戦っているわけではないということをいつも考えておかないといけないと思います。

何かの事柄で意見が合わない相手と、すべてのことで意見が合わないというわけではありません。暴力的ではないコミュニケーションを求め続けることが大事だというのが私の考えです。

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

「相手を深く理解するために、積極的に耳を傾ける」
効果的なコミュニケーションには、まず相手を理解することが重要です。相手の話に心から耳を傾け、共感することで、信頼関係を築くことができます。

意見が合わずに双方がホットな状態になっているときにこそ、意識しなくてはいけない考え方だと思います。

ひとは、自分の考えを受け入れてもらえないと、相手のことも受け入れることができなかったりします。まず話を聞くことで、相手にも耳を傾けてもらえることがあります。

第六の習慣:シナジーを創り出す

「チームで協力し、相乗効果を生み出す」
1人では成し得ないことも、複数人で力を合わせることで大きな成果が得られます。それぞれの強みを活かして、協力し合うことがシナジーを生む秘訣です。

ひとりだけで考えたとても良いアイデアがあったとしても、チームで考えることによってさらに深くしっかりしたプランに仕上がることがあります。

力を借りてみんなで一緒により良いものを作り上げていくという経験を重ねていきたいと思っています。

第七の習慣:刃を研ぐ

「自己を磨き続け、心身の健康を保つ」
体力、精神力、知識、スピリチュアルの4つの面で自分を成長させ続けることが、長期的な成功につながります。定期的に自分をリフレッシュし、バランスの取れた生活を送ることが重要です。

最近バランスが悪いと感じているので、この本のことを思い出したのかも…とここまで書いて思いました。

バランスが崩れてきたと自覚したら、自分で立て直したり、あるいはゆるめたりすることも必要です。

自分だけでどうにもならないなら周りに協力をお願いすることがあっても良いし、そうすることで、周りからも頼ってもらえるようになるのかもしれません。

まとめ

私自身の経験と併せて、だいぶ私の解釈が入ってしまっているかもしれません。最近は全然読み返していないので、たまにはちゃんと読み返さないといけないなと思いました。

「7つの習慣」に書かれている内容は、離婚のような人生の大きな転機を経験したひとにこそ役立つように感じます。

少しでも参考になる内容がありますように。

You cannot copy content of this page